- 概略
- Nitche(1870)は,苔虫類(Bryozoa Ehrenberg, 1831)を,肛門が触手冠の内側に開くか外側に開くかによって,内肛類(Entoprocta Nitche, 1969)と外肛類(Ectoprocta Nitche, 1870)に大別した。その後,Hatchek(1888)は,この2つが遠縁であるとして内肛類を門に格上げした。
- 以上の経過を「苔虫類から内肛類が独立した」と考えるひとは,本分類群に対して苔虫動物(Bryozoa)をそのまま用いるが,「苔虫類が内肛類と外肛類とに分裂した」と考えるひとは,苔虫動物(Bryozoa)は内肛類も含んだ分類群だとしてこれを使わず,外肛動物(Ectoprocta)を用いる。本サイトは本分類群を苔虫動物(Bryozoa)とよぶほうを好むが,混乱を避けるために外肛動物(Ectoprocta)を用いる。なお,Polyzoa Thompson, 1830もBryozoaと同義である。
- 分類
- Phylactolaemata 掩喉綱(被喉類,被口類) -- 現生約50種。淡水産。
- Gymnolaemata 裸喉綱(裸口類) -- 現生約3,900種。海産または汽水産。
