曲形動物門 Kamptozoa Cori, 1921 [1929?] = 内肛動物 Entoprocta Nitche, 1869
- 概略
- Nitche(1870)は,苔虫類(Bryozoa Ehrenberg, 1831)を,肛門が触手冠の内側に開くか外側に開くかによって,内肛類(Entoprocta Nitche, 1969)と外肛類(Ectoprocta Nitche, 1870)に大別した。その後,Hatchek(1888)は,この2つが遠縁であるとして内肛類を門に格上げした。さらに,Cori(1929 [1921?])は,EntoproctaとEctoproctaという名称は互いに近縁であるとの誤解を招きやすいとし,Entoproctaに対して曲形動物(Kamptozoa)という名を提唱した。
- 種の和名でも,スズコケムシという名がコケムシ類と近縁もしくはコケムシ類のひとつであるとの誤解を招きやすいとして,織田はこれにウミウドンゲという新名が提唱したが,スズコケムシは十分定着した名であり「ウミウドンゲ」は普及していない。
- 分類:現生は4科約150種。日本産は約30種。
- Barentsia discreta スズコケムシ, Loxosomella, Urnatella gracilis ミズウドンゲ(淡水性)